2007年05月27日

#241 〜ミルキィの結婚〜5

1月を過ぎた頃…
ミルキィが結婚のため辞めると言ったんだ…
結婚のためなら仕方がないと思う…
でも、聖域へと近づきつつあった制作部に、ミルキィは必要だったのだ…
僕は哀しんでいた…ミルキィが辞めることに…

結婚相手を僕は以前から知っていた…
会ったことはない…話したことはない…
僕が仕事を忘れて入り込んでいた【ヴァナ・ディール】の住人だったのだ…
ゲーム内でしか会ったことはない…

ミルキィは、彼と出会うまでは不運な恋愛をしていたのだ…
彼とヴァナで出会い、幸せを勝ち取ったのだ…
そう…まだ僕が仮面を付けていた時だった…
最初僕は、彼女がヴァナで知り合った男と付き合ったと言う話に驚いたのだ…
純粋にゲームを楽しんでいた僕は、そこで恋愛絡みの出来事があるなんてこと思ってもいなかったんだ…
中にはいたんだ…
知り合った女性と付き合っているんだとか…
そんな話を聞いたことはある…
でも、こんなに身近にあるなんて思いもしなかったんだ…

ヴァナで彼とは一緒によく冒険をしていた…
もちろん、ミルキィやナデシコ達と一緒に…
一度も会ったことはない…
でも僕は知っているんだ…彼のことを知っているんだ…
例えゲーム内と言えど、僕らは一緒に旅立っていた戦士なのだ…
例えゲーム内と言えど、生死を彷徨い助け合った仲間なのだ…

空想の世界の人物になるのかもしれないが…
彼は僕の仲間だったのだ…紛れもない戦友だったのだ…
だから、二人が幸せになることを願っていたんだ…
ミルキィが辞めることも僕自身納得していたんだ…

3月になり、僕の二度目の社員旅行に行くことになったんだ…
場所は、韓国の済州島…
ミルキィとの最後の社員旅行だったんだ…

メガホンやジョーカー、ピンキーとも楽しくやっていたんだ…
今回もベッカムは来なかったが、ミルキィとも楽しくやっていたんだ…

その旅行で、新しい光を見たのだ…
それはガンダムだった…
彼は台場のペットショップで、彼は店舗に関わってはいないのに僕らを助けてくれていた…
荷物の運びや店舗のオープンの手伝いや…
何も言わずに手伝ってくれていた…
他の誰も手伝ってはくれてはいなかった現状だったのに…

旅行中も、僕にも気を遣ってくれていたんだ…
『なんて…いい奴なのだろう…』
僕は前回のフィリピンの旅行からずっと思っていた…
仕事中でも思っていた…
僕が遅くまで残っていた時に、ゲームの話を一緒にしていたこともあったんだ…
僕は上手く話せなかった…
でも、僕は気付いていたんだ…
彼は信じられる人間だという事を…

僕は真っ直ぐな人間が大好きなのだ…
ピンキーも真っ直ぐだ…
ベッカムもミルキィも真っ直ぐだ…
メガホンもジョーカーも真っ直ぐだ…
ガンダムも真っ直ぐなのだ…
だから真っ直ぐな人間は味方をしたいのだ…
僕が何か出来るのであれば…

いつか彼と何かを一緒に出来ればいいなって思っていたんだ…

そして…僕は出会った…
10人目の僕の光…
それはガンダム…君なのだ…
僕は君と出会えて、君を分かって…かけがえのないものを手に入れたんだ…
僕よりも優しい輝き…
僕はその優しさに触れるたびに、勇気をもらっていたんだ…
僕の自信となっていたんだ…
僕が僕であるという自信に…



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takanix at 04:11 │Comments(0)TrackBack(1)clip!ブログ小説 

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1. 彼のことを知れば幸福はグッと近づきます!(恋愛)  [ 美幸空間 ]   2007年05月27日 22:35
あなたは今の彼のこと、もしくは片思いの彼のことをどのくらい知っていますか?好きな人の心さえわかれば、恋の悩みはほとんど解決できます。あなたがこの方法を覚えることであなたの望むゴールが見えるようになります!

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